「壱万円ポッキリ」


★PART1
M氏に紹介されたその店は,渋谷からすこし離れた神泉という場所に位置していた。

 リストに並べられている少女達は顔立ちはなかなか良いのだが,四肢のいずれか,あるいは全てを欠損しているということで,料金は割安の1万円。これでなにをしてもいいのだというのだから格安だと考えるべきだろう。

 私には雪という名の少女が廻ってきた。この少女売春嬢は今日初めて客をとるのだそうだ。
最初は私の方をまともに見ることもできずおどおどしていたのだが,やさしく話しかけると次第にリラックスしていき,ゆっくりと小さな声で自分の方からも話しを始めた・・。

 彼女はちょうど1年前のドライブにて,父親の運転ミスから家族と両足を失った。その後彼女は,叔父夫婦に引き取られたが,様々な虐待の末,ここにたどり着いたらしい。私の偽善的な気遣いに対して

 「おじさん・・やさしいんだね」

 そう言ってにっこりと微笑む少女

 やがて彼女は私の言うままに,先端を失った脚をおずおずとひらき,自らの指で幼い性器を押し開いた。その表情には異性への畏れ,不安と同時に自身の運命に対しての諦めも浮かんでいるように感じられた・・

続く・・・・


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