おまけのページ

さて唐突に現れたこの猫?のような生物は・・・いったい・・・・・・

 

その猫のような生物は・・・・・・かつては・・・・少女・・だったのだろう・・・か・・・・・・・・・・

・・・しかし・・・・猫のよう・・・・といっても・・・猫らしいところは・・・・あたまの・・・・・・・・

・・・『ねこみみ』・・・だけで・・・・ある・・・・・

 ・・・あたりを・・・・見回しながら・・・・・その・・・ねこ・・・・のような・・生物は・・・

 ・・・・歩いている・・・・・その・・・動作は・・・・あたかも・・・・・・・・猫のよう・・・・・

 ・・・・である・・・・

 「あ〜お・・・・あ〜お・・

 ・・その鳴き声は・・・・・甲高くもなく・・・・・耳障りでもない・・・・・・・・・申し分のないものだ・・・・

 ・・・少女の声・・・・であれば・・・『かわいい声』・・であったろうに・・・・・

 「あ〜お・・・・

 ・・・その・・・・・生物は・・・・・・あたりに・・・危険がない・・・と感じたのか・・・・・しゃがみ込んだ・・

 ・・・・・首をかしげた・・・・その・・あどけない顔は・・・・少女であれば・・・・・『美少女』・・だ・・・・・・

 ・・・・口の周りには・・・・猫の口をイメージさせる・・・もようが・・・・・・・・・・

 ・・・目の・・・下・・・と横には・・猫の縞をイメージさせる・・・もようが・・・・・消えないように

 ・・・・・・・・彫り込まれている・・・・・・・・・・・・

 ・・・・そして・・・・・あたまには・・・人間の耳とは別に・・・・・・・・・・形だけの・・・・・・・猫耳が・・・・

 「あ〜お・・・・

 ・・・その生物は・・・・小さく・・・鳴いた・・・・・・

 そして・・・・安心したのか・・・・・身づくろいをはじめた・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・・猫のように・・・・手をなめはじめた・・・・・

 ・・・・その手には・・・・人間の指は・・無かった・・・・・・そこには・・・・・骨を抜かれた指が・・・手のひらに折り曲げられ

 ・・・縫い付けられて・・・・・あたかも・・・・・・猫の手の・・・肉球のようになっていた・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・猫が・・・・するように・・・その生物は・・・手をなめ・・・・・・

  ・・・口の周りを・・・・拭くような・・・所作をした・・・・・・・・・

 ・・・そして・・・・・・耳・・・・のようなところまで・・ひろがった・・・・・・・

 『猫が顔を洗うとき手が耳をかぶったら次の日は雨』・・・という言い伝えがある・・・・・

 ・・・・・猫は・・・野生の勘で・・・・雨の気配を・・・・・・・・感じるという説もあるが・・・・

 ・・・・・・この生物は・・・・・・感じるられるのか?・・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・・顔を・・・洗い終わると・・・・うで・・・をなめはじめた・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 猫は・・自分自身のにおいを・・・・消すため・・・からだじゅうをなめる・・・・というが・・・・

 この生物は・・・・・どうなのか・・・・・・・・・・

 ・・・・・少女独特の・・・・甘酸っぱいような・・・唾液のにおいが・・ただよってきた・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・・・・猫のように・・・・・念入りに・・・・からだをなめ続け・・・・・・ている・・・・・・

 ・・・・・右のうで・・・・から・・・左のうで・・・にうつって・・・・・・・・・

 ・・・・・相変わらず・・・念入りに・・・なめている・・・・・・・・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・・うでの・・・身づくろいが終わったら・・・こんどは・・・・・・あしを・・・・・なめはじめた・・

 ・・・・・その足は・・・・猫としては・・・必要のいない・・・

 ・・・・・・立って歩くための・・・・部分は・・切り取られていた・・・・・・

 ・・・その生物は・・・・猫のように・・・器用に・・・・足をなめた・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・・あしの裏側には・・・・・切られて・・・縫い合わされた・・・・・傷あとが・・・・

 あ〜お・・・・

 ・・・・小さな声で・・・・その生物が・・鳴いた・・・・ひとりごと?・・・・・なのか・・・・

 ・・・いきなり・・・その生物は・・・足を・・大きく開いた・・・・・・・・

 ・・・・もし・・少女なら・・・・死ぬほど・・・恥ずかしい・・・ことだろうに・・・・・・

 ・・・そして・・・・・大事な部分に・・・顔を近づけた・・・

 ・・・・そして・・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・普通の人間なら・・・・舌が届かないところだが・・・・・・・

 <ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・・・>

 ・・・あたりには・・・また新しい・・・甘ずっぱいにおいが・・・・・ただよってきたよな・・きがする・・・・・

・・・・・・・・・この生物は・・・・・もとは・・・少女だったのだろうか・・・・・・それとも・・・・もともと・・こういう・・・生物なのか・・・・・・・