多重人格探偵サイコ
田島昭宇×大塚英志
角川出版 1997年7月(第一巻)


出ました多重人格探偵サイコ
これは現在も連載中なので、しばらくはなくならないですね!安心
ダルマ娘が出てくるのは、第一巻です(その後、第五巻にも死体ですがダルマ女登場)
たった1シーンですが、連続殺人犯に捕まり、手足を切断され、トロ箱に押し込められて主人公のもとに送りつけられる恋人という設定は、田島昭宇の抜群な上手さの絵とあいまって、かなり脳にきますね〜!!(^_^ ;)

 

鬼畜度

☆☆☆☆☆

ダルマ度

DAE & DAK

ダルマ量

1カット


ストーリー

女性をバラバラにして殺すという、猟奇殺人事件が頻発していた
警視庁で、その事件を担当する刑事の一人である小林洋介は、一向に進展しない捜査に苛立ちを覚えていた
また、彼の恋人の千鶴子が、ここ1週間ほど忙しく連絡が取れないことも、苛立ちを増す原因だった

ある日、職場の彼のもとに、聞き覚えのない差出人から、宅配便が届く
(1m×40cm×50cmくらい、魚やカニを入れるために魚市場で使うトロ箱のような発泡スチロールの箱)

「はは・・・きっとアレだよ アンタが昔捕まえたドロボーか何かが、更正して感謝してカニでも送ってきたんだよ」
「いや・・・ぼく、そういうの ないですから・・・」

多少怪訝に思いつつも、あまり警戒心もなく その箱を開封する洋介たち

だが、そこに入っていたのは、手足を切断された、裸の娘の肉体だった
娘は、かすかに、「洋介・・・」とつぶやく
彼女は、洋介の恋人の千鶴子だった・・・・

めなぞ〜る♪感想

いろいろとアブナイ描写が多いサイコの中でも、やっぱり一番インパクトのあるシーンですね!!
たった1シーンだけなんですが、印象に残ることこの上なし!!
ダルマ娘と箱詰めっていうのは、やっぱり欠かせないですね〜!!

また、細かい描写・・・
箱の中の千鶴子が、液体(あとで犯人の説明によると、液体でなくゼリーのようですが)に半分漬かっているところ、手足の切断面が犬の首輪のようなベルトで縛られ止血されているところ、鼻と口にチューブが差し込まれ、管スプレーのような酸素ボンベにつながっているところとか、細かい描写が前頭葉を刺激しますね!

残念なことに、この時点では生きている千鶴子ちゃんですが、すぐ姿を消します
どうも、死んだ模様です・・・残念!!まあ現在のストーリー展開から言えば、千鶴子が生きていると、いろいろと主人公の動きに制約が出来て展開上マズイことになるのはわかりますが・・・

再登場しないかなあ・・・


戻る トップ